
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240805/k10014537281000.html
>週明けの5日の東京株式市場は、アメリカの景気減速への懸念や円高の進行を受けて全面安の展開となり、日経平均株価の終値は4400円を超えるかつてない急落となりました。世界的に株価が暴落した1987年のブラックマンデーの翌日につけた3836円を超えて過去最大の下落幅を記録しました。
5日の東京株式市場は取り引き開始直後から全面安の展開となり、午後に入ると売り注文は一段と膨らみました。
日経平均株価は午後2時50分過ぎには4700円以上値下がりし、かつてない急落となりました。
先週2日に発表されたアメリカの雇用統計の結果が市場の予想より悪かったことからアメリカの景気減速への懸念が一段と強まったことに加えて、東京外国為替市場で急速に円高が進んだことで、輸出関連の銘柄などでも売り注文が膨らみました。
▽日経平均株価、5日の終値は先週末の終値より4451円28銭安い、3万1458円42銭となり、世界的に株価が暴落した1987年のブラックマンデーの翌日につけた3836円48銭を超えて過去最大の下落幅を記録しました。
ブラックマンデー以上の下落とは、中々にヤバめの状況ですね。円高が進んだのは良い傾向だとは思いますが…あっちが立てばこっちが立たずとはいいますが、世の中上手くいかないものです。経済って難しいなぁ。
しかし個人的に気になった点は、世間の関心が思っていたよりはこの出来事に向いていない事。当時自分はまだ小学生でしたが、リーマンショックの時はとんでもないバカ騒ぎになっていた覚えがあります。
勿論オリンピック開催中で、人々の目がそちらに向いている事もあると思いますが、コロナ禍の時に株価が上がりまくり、実体経済と株価が連動していないという事実が衆目の目に晒され、大企業や富裕層が損したとしても、そこまで自分たちの生活は変わらないと人々が思い始めているからなのかもしれません。
しかし株価が下落すると企業の内部留保がますます増えかねない訳で…。一般庶民は株価の上昇の恩恵を受けられないが、悪影響はもろに受けるというクソみたいなマネーゲームの掟を忘れずに、今後もこの流れを注視していく必要があると思います。